昨日はコラムで『2024年の日本株戦略』について書き、その中で外国人に今年注目されていそうな銘柄を9つピックアップしました。
今回はこの9銘柄のチャートを確認して、実際に株価はどういう状況に置かれているか分析をしたので記事にまとめます。
結論ですが、今すぐ入りたい銘柄やお宝銘柄候補もある、筋の良いピックアップだと分かりました。逆にハズレ銘柄はありませんでした。
SUMCO 3436(1月12日:2,283円)
直近で買われすぎのサインが出ているが、中長期では割高感はない。配当も良く買いたい銘柄。週明けに下がるようならそこがエントリーポイント。
富士フィルム 4901(1月12日:9,235円)
チャートではやや過熱感が見られるが、昨年9月の直近高値を1月12日にクリアしたばかり。21年9月の過去最高値を捉えており、ここを抜けたらズンズングイグイの領域に突入。なにこれステキ、今すぐ入りたい。
TDK 6762(1月12日:7,068円)
既に買われている銘柄。チャート的には割高感しかないが、過去最高値を取り続けている。過熱感もあるのでどこかで調整してもおかしくない。私なら怖くてもう入れません。
SMC 6273(1月12日:84,350円)
直近のチャートでは過熱しているが、中長期では過熱感見られず。1月12日に昨年6月の過去最高値を更新、新値領域に突入。なにこれステキ、今すぐ入りたい、けど850万円ないとは入れないの?
信越化学 4063(1月12日:5,741円)
既に買われている銘柄。チャート的には割高感しかない。ただ短期では10日EMA、中期では10週EMAが強固な下値支持線となっているのでヨチヨチしながらも上がっていくでしょう。世界の信越化学ですし。ここだけの話持ってます。
オリンパス 7733(1月12日:2,216.5円)
短期では10日EMAと50日EMAがゴールデンクロス、また50日EMAと100日EMAがゴールデンクロスしそう、と中期的なダウントレンドを解消しそうな様子。直近で2250円を超えたら短期チャートは美しい形になり株価も上昇トレンド入りできそう。もしかしたらお宝銘柄になるかも。気になるのは3期連続で決算をミスしているところ。チャートはおいしそう。
リクルート 6098(1月12日:6,224円)
既に買われている銘柄。チャート的には割高感しかない。ただ短期では10日EMAが強固な下値支持線となっている。移動平均線は10,50,100,200日EMAがキレイに上向きのため、しばらくは上昇が続き、日経225と一蓮托生で動いていきそう。買ってもいいけど、買うならほかのにします。
NTTデータ 9613(1月12日:2,166.5円)
ちょうど今の価格帯がかなり強力な上値抵抗線で、ここを抜けられるかが入りの見極めになる。移動平均線も50日と100日のEMAがすでにGC済、50日と200日もGC目前、今の価格を超えたら入ってよい。仕事柄お付き合いもありよく知ってますが、会社としては盤石です。
任天堂 7974(1月12日:8,125円)
リクルートとコメントは全く同じです。ただSwitch2が控えているのがリクルートと違うところかと。ゲーム業界はボラがでかいので私は近寄りませんが、長期では確実に上昇してきているその実績は今後も生き続けると思います。
まとめ
さすが注目され買いが集中した銘柄です。9銘柄のうち直近で買いたいものが5銘柄もありました。今回株価をメモしておいたので、3か月後と半年後にその後のフォローをしていきますのでご期待ください。
こういった個別株の分析も好評いただけるなら第2弾を考えたいと思います。
最後に、この記事は私がどう思ったかを書いたもので、株購入を勧めるものではありません。株の購入はご自身の判断と責任の元で行ってくださいますようお願い申し上げます。
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